アトピーのスキンケアには「セラミド」が重要 - YURURI＊La アレルギー持ちケアリストのメディカルアロマ

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アトピー、アレルギーの方のお肌の悩みと言えば…

・敏感肌で合う化粧品がない

・すぐ乾燥する

・皮膚が薄い

という点かもしれません。

私の場合は顔には全くアトピーが出ないのですが、全てに当てはまります。

なかなかしっとりと潤うスキンケア、メイクがなくてジプシーでしたが、やっと自分に合う成分がわかって肌が以前より安定するようになったので、少しご紹介します。

アレルギー持ちにオススメのスキンケア

私がスキンケアを選ぶ際に一番大切なポイントは2つ。

・「保湿感としっとり感」

・「無添加肌に優しいこと」です。

乾燥肌に必要な成文は「セラミド」です。

10年程前に、脚や腕の乾燥で悩んでいた時に、アトピー持ちの友人に勧められたのが「キュレル」。

ベトベトしないサラっと系なのに、肌のしっとり感が抜群で、「セラミド」の力を実感しました。

それからはスキンケアは、セラミド重視で選んでいます。

ですが一口に「セラミド」と言っても色々種類があり、天然セラミドから合成セラミドまで様々なんです。

今日はそんなセラミドがわかるお話。

セラミドの種類と特徴

セラミドには大きく分けて4つの種類があります。保湿力や価格の違いなど、それぞれの特徴を紹介していくので、選ぶときの参考にしてください。

■ヒト型セラミド
人間の皮膚とほぼ同じ構造と持っているのがヒト型セラミドです。他のセラミドを比べて保湿力や浸透力に優れていて、乾燥肌やアトピーの人にもおすすめです。ヒト型セラミドが多く配合された化粧水は少し価格は高価になりますが、肌に効果を感じやすいです。

■天然セラミド
天然セラミドと呼ばれる動物性セラミドは、主に馬などの脳や脊髄から抽出したセラミド成分です。ヒトと同じ哺乳類から作られた成分なので、肌なじみがよく浸透力が高いことが大きなメリットです。

■植物性セラミド
米や大豆などの植物から抽出された植物性セラミドは、私たちが普段口にしているものから作られているので低刺激で、価格が安いものが多いこともメリットのひとつです。米や大豆などから抽出したセラミドのため、それらのアレルギーを持っている人は使用に注意が必要です。こんにゃくセラミドは大量生産が簡単なうえ、米や大豆などよりアレルゲンになりにくいと注目されています。

ETVOS：グルコシルセラミド（植物/イネ、コンニャク、マイタケ、大豆）

■合成セラミド
セラミドの保湿成分に似せて石油から化学合成して作られたものが合成セラミドで、擬似セラミドとも呼ばれます。大量生産が可能で価格がとても安いので、プチプラ化粧水に配合されていることが多いです。

成分	機能	配合ブランド一覧
セラミド1(EOP)	摩擦や紫外線など、外部刺激からのバリア機能をサポート	ETVOS,KISO,松山油脂,ヒフミド
セラミド2(NS) 合成	保湿機能をサポートする働きを持っており、人間の肌にもっとも多く含まれている。	ETVOS,キュレル,M&W,松山油脂, ヒフミド
セラミド3(NP) 天然ヒト型	保湿機能、小じわの減少・抑制。年齢と共に減ってしまう事がわかっており、積極的に補給したい成分	オルナ,KISO,ETVOS,松山油脂, ヒフミド
セラミド4(EOH) 5(AS)	角質の脂質バリア層をつくる	松山油脂
セラミド6Ⅱ(AP) 天然ヒト型	水分保持機能、ターンオーバーの促進、小じわの減少・抑制。年齢と共に減ってしまう事がわかっており、積極的に補給したい成分	ETVOS,KISO,松山油脂
セラミド9(EOS)	セラミドEOS	松山