合成界面活性剤は体に蓄積されていくという事実
よく「あの2人は水と油の関係だ」と言うように、水と油は仲が悪い見本です。でも界面活性剤を入れることで水と油は仲良くなり安定します。
私たちが日常的に使っている洗濯洗剤・キッチン洗剤・化粧品などあらゆるところで界面活性剤は使われています。
なぜアトピーに合成界面活性剤が良くないのか?
病院の治療でも、「肌を洗いすぎないように」と言われたことはありませんか?
これは、石けんやボディソープなどで洗うと、汚れだけではなく皮膚を守る皮脂膜(角質)も洗い流してしまう からです。
皮脂を洗い流してしまうと、角質層からの水分蒸散量が増えるため、皮膚が乾燥しやすくかゆみが生じやすくなります。
また皮脂膜には、外部の刺激から肌を守るバリア機能もあります。 掻き壊した肌の「防御力」が低下し、外部からの異物や刺激に対してかゆみを感じやすくなります。
つまり、アトピー性皮膚炎にとって「界面活性剤が良くない」という大きな理由の一つは、皮脂膜を取り去ることで皮膚のバリア機能を低下させ皮膚を乾燥しやすくさせるからなのです。
そしてアトピーの人だけではなく、全ての人に合成界面活性剤の経皮毒の心配もあります。
経皮毒とは?
経皮毒とは、皮膚から吸収される毒のことをいいます。皮膚から色々なものが吸収されるので、咳止めや湿布がに効果があるわけです。
でも最近日焼け止めの成分も経皮吸収されるという論文がアメリカで発表されました。これまで日本では日焼け止めは吸収されないと思われていたんですけどね。
日焼け止めのような皮膚を守るものでも経皮吸収されるということは、台所用洗剤、洗濯用洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンス、薬用ハンドソープ、ボディーソープ、お風呂用洗剤なども吸収されるということなのです。
経皮吸収は肌だけではありません。
➀経皮吸収(洗剤・シャンプー・化粧品)
②経鼻吸収(タバコ・排気ガス・人工的な香料)
③経口吸収(コンビニ食品・レトルト食品などの添加物)
参照サイト:"経皮毒"生活を見直してみよう
体内で分解されにくく、体外に排出されにくい
少量であっても、毎日使っているうちに確実に体内に溜まっていく性質があります。
経皮吸収された化学物質は血液や脂肪に蓄積 され、尿を排泄するために働いている腎臓や肝臓に多大の負担をかけてしまうのです。
経皮毒は「脂肪に溜まる」…ということは皮膚の下に溜まったものはアトピーとして現れます 。
また脂肪の多い臓器はなんと「脳」 !(60%は脂肪でできている)脳には「脳関門」といって有害物質や細菌が脳にいかないようにする”関所”があるのですが、ある種の経皮毒素は脳に到達していまうんです。すると…
・学習障害(LD)・多動症(ADHD)・
自閉症などの発達障害を子どもへもたらす可能性
・免疫を弱める
・アトピー・花粉症・喘息などのアレルギー悪化
・がん・アルツハイマーの増加
これらが年々増え続けている日本は、農薬や化学物質の規制がとても緩いのです。
自分の身は自分で守る、という姿勢が必要です。
参考サイト:https://www.gurutto-mama-yokohama.com/detail/400/news/advice-106.html
化学物質を賢く避けて健やかな毎日を!
➀使用は控え目に、ゴム手袋を使用し、換気も十分に行う
経鼻吸収と経皮吸収を減らします
②成分表示を確認してなるべく安全なものを買う
なるべく純石鹸・環境と体に優しい商品を選ぼう
③ミネラル・ビタミンを意識して摂る
ミネラル・ビタミンはデトックス作用(毒を排出)があります。海藻類・地採れの本物の野菜・季節の食材・ミネラルサプリを併用しましょう
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